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糖尿病:合併症と妊婦さんの懸念

もともと糖尿病自体がさまざまな合併症を併発します。通常の体でもいろいろな問題が起きますが、これが妊婦さんとなると、母親の体になんらかの異変が生じることになります。気のせいなんてほって置くのは大問題です。


糖尿病性網膜症が進行して視力に異常をもたらし、糖尿病性高血圧症候群が考えられるまま子供を産むと、子供自体が巨大化したり、早熟児に考えられる奇形児、胎児が死んでしまうと言うこともあるのです。もともとの糖尿病に対する一般的な考え方や、治療方法が進まない、画期的な方法がないといったことの結果、糖尿病という自分の病気があることによって、結婚・出産をやめようと考える人も少なくないようです。


それでは、糖尿病と診断された人が悲しすぎますよね。いろいろ調べてみると、今では、血糖値の上昇などをきちんと考え向き合えば、網膜症、高血圧症などの考えられる合併症を出さずにすむこともあります。大好きな人との結婚、そしてその相手の子供を産むという出産。もちろん大丈夫なのです。相手に良く説明して分かってもらっておくようにしましょう。そして二人で先生に相談にいってみましょう。せっかくの縁ですから大切にしましょう。
もちろん男性の方が糖尿病と考えられ、勃起自体ができない場合もあります。この際も、先生に打ち明けることで、バイアグラなどを使い治療が出来る場合もあるかもしれません。あきらめる前に一度、相談することはいいことだと思います。



1960年代の途中まで、糖尿病になっている妊婦が出産する子供の7割が、生まれたときの体重を 4,000グラム超える巨大児だったといいます。母体自体が糖尿病ですと、糖が胎児にうつってしまい、その糖が脂肪になって胎児の中に溜まるので、巨大児となったようです。こうなると自然分娩が厳しいくなります。帝王切開をする出産となるわけです。
現在では、血糖値を正常にコントロールすることによって、その現象が減ってきました。現代の医学はすばらしいですね。
未熟児ですが、こちらも、新生児に対しての治療方法が進化していますので、そういった評判のいい病院であれば不安にならずに子供を産むことができるわけです。
出産にともなって、糖尿病を発症する場合もあります。これが妊娠糖尿病と呼ばれているものですね。たいがいは出産後に元に戻ると言われています。半数くらいは長い間、発祥する場合もあります。そのことを考えても定期健診は必要かなと思いますよ。

糖尿病からくる腎症症状

糖尿病になると、さまざまな合併症がおこります。糖尿病性腎症症状も、そのうちの1つです。糖尿病には3大合併症と呼ばれるものがありますが、そのうちの1つでもあります。糖尿病にかかり高血糖の状態が長く続くことで起こる合併症です。糖尿病の治療で使われるインシュリンですが、インシュリン依存、非依存で1型糖尿病と2型糖尿病の2つに分かれます。このどちらでも糖尿病性腎症の症状は出ることがあるのです。
腎臓はもともと、からだに溜まる老廃物を「ろ過」する仕事を請け負っている内臓です。しかし糖尿病になり、高血糖の状態が続くため細小血管が痛みをともない、正常なろ過機能が出来ない常態になるのです。その結果、尿にタンパクがで始めます。そして、尿が出にくい状態になり、尿毒症という病気へとなっていくのです。この悪循環が続くため、末期には、透析治療を受けなければならないほどになります。


「腎症正常期」
症状は特にありません。(血糖値のコントロールに努め、血圧のチェツクをしましょう)

「腎症初期」
自覚症状は特に出ませんが、血圧が上がるという症状が出る場合もあります。(微量アルブミン尿が陽性ー微量のタンパクが尿に出てきます。厳しい血糖値のコントロールが必要です。そして利尿剤の服用をします)

「顕性腎症期」
タンパク尿が陽性になり、腎機能が急激に低下します。むくみが出る人もいます。(腎症の進みを出来るだけ遅らせる事が必要になります。厳しい血糖値のコントロール、血圧を継続的に測りチェック、食事療法、むくみをとる)

「腎不全期」
・貧血が出たり、からだがだるくなる。(尿毒症)
・手足が痛くなったり、かゆみを伴う。(尿毒性神経痛)
・継続されてからだのむくみが出る。(ネフローゼ症候群)
(腎臓で血液がろ過されなくなるため、老廃物が血液中にたまり、腎不全と呼ばれる症状が現れるのです。この時期の治療は、症状を出来るだけ抑えることが目的となります)

そして腎不全が進むと、血糖値の上昇があまり高くならないため、もしかしたら糖尿病がよくなった?と思うことがあります。しかし血糖コントロールが悪ければ、インシュリンによる治療になるのです。この治療の結果が良くない場合、改善がみられない場合は、透析期に入ります。

末期腎不全になると老廃物のろ過ができなくなります。どうしても浄化をしなければならないため、透析治療をすることが必須となるのです。

糖尿病とインシュリン

糖尿病は高血圧・高血糖などを思い浮かべますよね。ところが、この高血圧・高血糖を治療していくにあたって、逆の低血糖になる場合があります。
その症状として、53mg/dl 自律神経症状(低血糖に対する警告ですね)
発汗、手足ふらつき、、からだがいつもより熱い感じがする、動悸、不安な気持ちになる、吐きけ、いつもとは違う空腹感。
そして48mg/dl 中枢神経症状(脳細胞が耐えたれる寸前のこと)
集中力がなくなる、変に取り乱れる、力が抜ける感じ、睡魔、ふらつき、疲労・倦怠感、ろれつが回らなくなる、脱力感、


1ヶ月〜2ヶ月の間に低血糖を起こしていたり、合併症からくる神経障害を起こしていると、低血糖の症状が出ないまま意識障害を起こす場合もあります。血糖値が下がったからといって、喜んでばかりもいられないのです。

上記引用:血糖値が下がりすぎると
http://dm-net.co.jp/seminar/20_/index.html#CHAP2

糖尿病の診察をして治療を行っていると、その中の大半の方たちに低血糖が出たりします。もともと高血糖なので、それを抑えるために、薬やインシュリンの投与によって、血糖値を上がらないようにコントロールするわけですが、糖尿病にありがちな食事の制限のしすぎ・インシュリンの多量・過激なスポーツなどで、血糖値が下がり「低血糖」の症状が出てしまうわけですね。


まず53mg/dlに以下に血糖値がなると、いらつき、ドキドキ、手に汗をかく感じ、空腹感などの現象が現れます。これが低血糖のサインなのです。体が自分に知らせてくれているわけです。これが48mg/dlになると大変です。脳の細胞自体がお手上げ状態になり、行動がおかしくなります。それを超えてしまうと意識不明になったりするわけです。


低血糖の現象自体が出る人と、出ない人とに別れます。全くでない人や、しょっちゅう低血糖に悩まされる人さまざまです。自分のことをよく考えて、大事に至らないようにしなければなりませんね。


お医者さんでも聞く話しですが、「あれ?低血糖かな??」と思ったら、ブドウ糖をなめます(お医者さんで処方されることも多いと思います)。このときにブドウ糖がなければ砂糖や飴で代用しましょう。気持ちが落ち着いて、大丈夫かなと判断できたら、血糖値を測っておくのも必要です。まずはブドウ糖を10〜15g ほどなめてみて、安静にしていましょう。しばらくたっても(15分過ぎても)改善がみられないようなら、もう一度ブドウ糖をなめましょう。